9月20日から開催中のラグビーワールドカップは、日本代表が目標としていた決勝トーナメント進出を果たし、前回大会をはるかに上回るほど日本中がラグビーに熱狂しています。
10月13日の日本-スコットランド戦でプール戦の全日程が終了し、ベスト8が出揃いました。
そしてここからはいよいよ、ラグビー世界一を決める決勝トーナメントが始まります!
ということで今回は、ラグビーワールドカップの決勝トーナメントのルールや日程を紹介していきたいと思います。
さらに記事後半では、決勝トーナメント進出を果たした日本代表が優勝する予想もしていきますので、最後まで楽しんでいってください!
決勝トーナメントのルールを紹介!
決勝トーナメントはその名の通り「負けたら終わりの一発勝負」です!
プール戦では勝ち点を1ポイントでも多く獲得するために、トライ数などが強く求められてきましたが、決勝トーナメントは1点でも多く取った方が勝ちなので、プール戦とは違う戦い方が見られるかもしれません。
ルールはプール戦同様、前後半40分ずつ計80分行われますが、80分で決着が付かなかった場合は以下のように行われます。
1:5分休憩後、10分ハーフ(計20分)の通常ルールで延長戦を行う。
2:1でも決着が付かない場合は、5分休憩後10分間の再延長戦をサドンデス方式で行い、先にトライ・ペナルティーゴール・ドロップゴールなどで得点を挙げたチームが勝利となる。(その瞬間に試合終了)
3:2でも決着が付かない場合は、ゴールキックを5人ずつ、蹴る場所を変えて行う「キッキングコンペティション」の合計本数で勝敗を決める。6人目からは、片方が成功・失敗するまで続くサドンデス方式で行う。
となっています。
ただラグビーでは、3まで試合が拮抗することは滅多にないみたいですね。
ちなみに、このルールをサッカーに置き換えてみるとこうなります。
・45分ハーフ計90分で決着が付かなかった場合
1:15分ハーフ計30分の延長戦を行う
2:1で決着が付かなかった場合、15分間の再延長戦を行い、先にゴールを決めたチームが勝利し、その瞬間に試合終了(Vゴール方式)
3:2でも決着が付かなかった場合はPK戦
サッカーでは、ワールドカップやアジアカップなどの大陸選手権の決勝トーナメントは、90分で決着が付かなかった場合1→3の順番で勝敗を決めるため、2のVゴール方式はありません。
決勝トーナメントの日程を紹介!
次は、決勝トーナメントの日程ですが、ここでは、「A1」や「B1」という方式で紹介していきたいと思います。
準々決勝
10月19日(土)
A1:イングランド(C組1位)ーオーストラリア(D組2位)(大分スポーツ公園総合競技場/16:15)
A2:ニュージーランド(B組1位)-アイルランド(A組2位)(東京スタジアム/19:15)
10月20日(日)
B1:ウェールズ(D組1位)-フランス(C組2位)(大分スポーツ公園総合競技場/16:15)
B2:日本(A組1位)-南アフリカ(B組2位)(東京スタジアム/19:15)
準決勝
10月26日(土)
C1:A1の勝者ーA2の勝者(横浜国際総合競技場/17:00)
10月27日(日)
C2:B1の勝者ーB2の勝者(横浜国際総合競技場/18:00)
決勝・3位決定戦
3位決定戦
11月1日(土)
C1の敗者ーC2の敗者(東京スタジアム/18:00)
決勝
11月2日(日)
C1の勝者ーC2の勝者(横浜国際総合競技場/18:00)
日本代表の優勝予想
快進撃を続ける日本代表ですが、決勝トーナメントに進出したことで月までの距離ほど遠かった優勝に近づきました。
しかし、優勝は厳しいのではないかとこの記事の作者は思っています。
なぜなら、恐らく決勝には世界最強のオールブラックスが上がってくると思うからです!
オールブラックスを倒さない限り世界一は難しいです。
ただ、日本が決勝に上がれる可能性はこれまで以上に高いかもしれません。
南アフリカに2大会連続で勝利したなら、決勝進出も現実味を帯びてきます。
ただ、日本代表には決勝トーナメントを楽しんでほしいと思っています。
たしかに選手達は優勝を目指していますが、決勝トーナメントの景色を存分に味わってほしいですね。
そして次回大会に向けて大きな弾みを付けてほしいです。
ちなみに、個人的にはイングランド代表との対戦を熱望しています。
前日本代表だったエディ・ジョーンズHCが率いており、エディHCがいなければ、日本代表は今回ベスト8に行けなかったと言っても過言ではないので。
でもイングランドは別の山に入っていますね・・
決勝か3位決定戦じゃないと対戦出来ないので、日本もイングランドもベスト4に進出してほしいです!
まとめ
決勝トーナメントは10月19日~11月2日まで2週間をかけて行われます。
一発勝負の戦いなので、プール戦よりもペナルティゴールやドロップゴールが多く見られるかも知れませんね。
個人的には、日本はプール戦一度もドロップゴールを決めていないので、決勝トーナメントで田村優選手がドロップゴールを決めてくれることを期待しています。
今回は決勝トーナメントのルールや日程の紹介や、日本代表の優勝予想をしてきました!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!